October 19, 2006

「矯正歯科治療における抜歯・非抜歯の判定はどのようにしておこなわれるのでしょうか?」


矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正の Blog
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院長 : 矯正歯科医 : 山本一宏の ブログ 18)

TweedTriangle

一昨日セファロについて紹介させていただきましたが,
矯正歯科治療における抜歯・非抜歯の判定も
セファロ分析によっておこなわれます.

上にある写真は,
アメリカにおける矯正歯科医の
レジェントのひとり
Dr.Charles Tweedによる
Tweed の三角です.
下顎下縁平面と下顎中切歯のなす角 IMPA=90 °
下顎中切歯とフランクフルト平面
(耳珠上縁と眼窩下縁を結んだ線)のなす角 FMIA=60 °
フランクフルト平面と下顎下縁平面のなす角 FMA=30 °が
理想=矯正治療の目標とされます.

下の方の写真では,初診時には
IMPA・FMIA・FMAがそれぞれ108 ° : 21 ° : 51 °
となっておりますが,
治療計画で
108 °あったIMPAは
90 °に改善されるべきであることが述べられています.

FMAの傾斜如何によって影響を受けるため,
L1-NB = 4mm (顔の前の平面と下の前歯の距離)
にて補正します.

Tweed triangle

HeadPlateCorrection
 
( Courtesy D. H. Enlow )


Posted by dendroboim at 00:10:00 | from category: 歯の意識革命 | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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