January 12, 2007

「設計から施工=セファロによる矯正歯科診断」


矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正の blog
カマクラデントフェイシャルオ−ソピディクス山本歯科・矯正
院長 : 矯正歯科医 : 山本一宏の ブログ 100)

バリ島ウブドゥに生える椰子

安全な医療の受給の観点から
矯正歯科治療では
専門医の受診をお勧めしてきましたが・・・

矯正歯科の専門を謳った
看板は掲げてないものの
不定期ではあるが
大学から講師や助教授クラスの
専門医が来て診療に当たる医院

大学在籍時には矯正専門で診療に当たっており
専門医資格を持ちながらも処々の事情から
一般歯科や小児歯科も同時に行わざるを得なかった先生方

一般歯科医であるにもかかわらず
患者さんの期待に応え
各種の講習会・学会・研究会などに
足繁く通い 専門医顔負けの
矯正歯科医療結果を出している先生など
さまざまいらっしゃることと思います

一方で
専門医を紹介してもいいが
近隣にはないから・・・とか

専門医を紹介してもいいが
うちの倍も治療費がかかるよ・・・

なんて言葉巧みにレヴェルの低いサ−ヴィスに
誘導する地獄乞食的歯科医もいることも確かです

そうした被害を最小限にとどめるための提案として
セファロ分析をするか否かが
ひとつのチェックポイントであると思われます

施設基準を満たした医院で
一定の条件の元で
矯正歯科医療が
健康保険で受けられる
ことはお伝えしましたが

ただし
ピアノはあるが弾けない・・・
みたいで
ただ撮影するだけで
分析できなくては何にもなりません

設計も平面図もなしに施工する
工務店がないように
低いレヴェルの
矯正歯科サ−ヴィスを受け
すべての歯がダメになってしまった
早い時期に第2大臼歯を失うはめになってしまった

こんな初歩的なミスが
治療費をお支払いになられた矯正歯科医療消費者に
決しておこることがないようにお祈りするばかりです

20:18:59 | dendroboim | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks