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「咀嚼のビート！？　3）」

矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正の blog
カマクラデントフェイシャルオ−ソピディクス山本歯科・矯正
院長 : 矯正歯科医 : 山本一宏の ブログ 65）



昨日とおとといのブログで
ゆっくりと
なんべんも
よく噛んでくださるようにお伝えしました

いち・にい・さん・しい・
ごお・ろく・なな・はち
を裏表2回づつ唱えて
16ビート
これを5コーラスくりかえします

5ｘ16=80回

しかし
いくら回数噛んでいただいても
使う筋肉が間違っていると
噛んだことになりません

筋肉の中には
速筋と遅筋
があって
速筋は早く走る
スプリンター機能のようなものを担当し
遅筋は
重量挙げなどの
力仕事を担当しています

速筋は
長さを変化させることにより
等尺性収縮= isotonic contractionを

遅筋は
長さを変化させることなく
テンションだけを変えて
等張性収縮= isometric contraction
をします

ものを噛む行動は
遅筋の担当で
筋肉が
等張性収縮= isometric contraction
することで
おこなわれてゆきます

つまり
パクパク食べるのではなく
グッグッと
あまり長さを変化させることなく
咀嚼運動をおこないます


皆さんしっかりよく噛んで
いつまでも健康で・・・