December 07, 2006

「矯正歯科治療中の痛みについて 3)」

矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正の blog
カマクラデントフェイシャルオ−ソピディクス山本歯科・矯正
院長 : 矯正歯科医 : 山本一宏の ブログ 68)

昨夜のブログで
矯正歯科治療中に
歯が動くためには
ヒスタミン
ブラジキニン
プロスタグランディン
などの
ケミカルメディエーターが
必要であり

その結果
痛みをともなう事
について述べました

したがって
矯正歯科治療を受けた後
痛いからといって
むやみに鎮痛剤を飲むと
せっかく動きだした歯の
動きを止めてしまいます

アメリカの先生方は
矯正歯科患者さんが
痛いというと
「お互いに望んだ
ゴールに向かっている証拠ですね」
なんておっしゃいます

でも痛いものは痛い

そこでよい方法があります

歯を動かすために必須の
破骨細胞の活性を止めずに
痛みだけをとめる
鎮痛剤が・・・

矯正歯科治療中歯の動きを止めることなく痛みだけを止める鎮痛剤(ペントイルは日本ヘキサルの登録商標です)

当院の
矯正歯科治療開始時
にお渡しする
アメニティーセットには

歯垢染色剤のカラーテスターや
装置が当たって痛い部分につける
透明のワックス
などと一緒に
エモルファゾン系の
鎮痛剤である
ペントイルがはいります

少しでも快適で楽しい矯正歯科
これからもめざしてゆきます

00:10:00 | dendroboim | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks