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「信州・安曇野精神世界への旅　1)・2）」

「信州・安曇野精神世界への旅　1）」

矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正の blog
カマクラデントフェイシャルオ−ソピディクス山本歯科・矯正
院長 : 矯正歯科医 : 山本一宏の ブログ 122）



早い春の風を截って
信濃路にむかい旅立ちました

今回の目的地は
1）仙人小屋
2）すぎもと
3）安曇野絵本館
4）明神館

数回に亘って
順次 upload してゆこうと思います

先ず第一回目は
初日行路昼食に立ち寄った
「仙人小屋」です

鎌倉を早朝出発し
まるでフィルムを逆に回すようにして
より早い春に向かって
中央フリーウエイをまっしぐら

インターチェンジをおりて
八ケ岳に向かい
30分しか車を走らせていないのに
そこに待っていたサイトは
まるでこの世ならぬ別世界

ちいさくてあまりよく見えないかもしれませんが
大林さん夫婦が営む
「仙人小屋」入口には
「山菜料理始めました」はともかくとして
「鹿とれました」
「猪とれました」
「カモとれました」
「うさぎ逃げました」



店舗左奥いわゆる
"Catch of the day"
コーナーにも正の字で
「鹿8頭」
「猪2頭＝オス＋特大オス」
「カモ＝オス」
の但書き付き

それもすべて天然物
日常世界にかくも隣接して
太古の昔から連綿と継承する
本物の世界をかいま見る思いがしました



店内いりぐちにひとつしかない
お品書き右上にみえる
「春の山菜定食」￥2,500と
「鹿肉レア　ロースト定食」￥2,000
を注文しました

お茶はストーヴのうえに
セルフサーヴィスで
（茶わんの使用はひとり一個まで！）
「ガバ茶」
「キノコ茶」
「カラマツ茶」
「ドクダミ茶」
「肉桂茶」が無料で飲み放題

料理の量は
多いとはきいていましたが
これほどまでとは思わず
タカをくくっていましたが
あまりの量にビックリ

さらにテールシチューみたいに
鹿の足の関節にたっぷり肉のついた
煮込んだスープは
高級ホテルのメインレストランの
コンソメスープも真っ青
もう圧巻！！

天の恵みなので
すべて残さずいただきました
（ドライバーですので葡萄酒が飲めないのがちょっと残念）

正直言って
都内の超有名仏蘭西料理店などよりずっと
野性味がする gibier=ジビエ=game
=狩での獲物でした

ただし価格はまさしく逆比例
食事のお礼に最後に
最敬礼して旅の往路にもどりました

「仙人小屋」は
中央高速長坂インターをおり
八ケ岳に向かってまっしぐらにゆき
天女山信号左折
八ケ岳高原ラインを
疑う心を捨てて
確信してずんずんゆくと
そこにあります







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（・・・昨日の blog から続く）
初日先ず到着したのは
美ケ原温泉
ー民芸のお宿ー
すぎもと

この宿は
佇まい・調度・食・BGM
に至るまで
主の花ちゃんこと
花岡さんの美学に貫かれています

・・・なのに
こどもが
「花ちゃんゲンキかな？」
っていうように
誰からも愛される気さくな方です

学生・教員時代
通算8年半も
この盆地で過ごしたにも拘わらず
この宿を知ったのはほんの６〜７年前

此処は
そこいらにある
集金目当ての
通り一遍の宿とは根本的に違う

隅々にまで主の
神経が行き届いています
心がこもってるのは
おもてなし
料理にとどまらず

フロント左側に控える
大量の蔵書と
周辺の案内資料を容れた
図書室兼談話室にも・・・

民芸品を陳列した
売店を過ぎ
いったん枯山水のお庭にでて
奈良時代から絶えることなく
滾々と涌き続ける
束間の湯源泉を左に見て
木々の根本をかんじきで養生した
枯山水の中庭を通りすぎ
浴室を過ぎ
清風閣の軒をくぐって
すぐのところにある
サロンにも・・・

あまりの豊富さにかてて加えて
ご主人自らの打つ
別誂えの蕎麦までいただき
健啖家を自称する小生も
いまだ辿りつけない Bar にも・・・
オーディオ・マニア垂涎の
B&W，JBLなどが本物の音を響かせています

清風閣3階にある常念岳を真ん前に見る
「常念」が今宵の我が家



でも残念ながら北アルプスは
雲の中

すぎもとのこころからの
もてなしを堪能し早めの就眠

夜中目が覚め
24時間オープンの露天風呂に
星をながめながらはいりました



翌朝は快晴
山水の滋養と飲泉で
体調も抜群
いよいよ
安曇野絵本館に向かいます

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