December 09, 2006

「矯正歯科治療中の痛みについて 5)」


矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正の blog
カマクラデントフェイシャルオ−ソピディクス山本歯科・矯正
院長 : 矯正歯科医 : 山本一宏の ブログ 70)

矯正歯科治療中の
痛みについて
5夜にわたって
シリーズ中です

昨夜はNASAが開発した
宇宙飛行士用の
バイトウエハースを紹介しましたが
今夜もおなじNASA関係の話題です

矯正歯科用形状記憶アーチワイヤー
=SMWです

形状記憶ワイヤーは
最初は冷戦中の
潜水艦探索衛星のアンテナとして
開発されたようです

その後もより平和利用として
スペースシャトルのアンテナなどにも使われております

宇宙空間に向かって
大気圏を通過する際
アンテナをたてたままで行くと
大気との摩擦熱で溶けてしまいます

折り畳んだまま大気圏を通過して
宇宙の温度に反応してひろがります

ハッブル宇宙望遠鏡の
羽子板のようなアンテナも
同じ形状記憶ワイヤーで作られています

FromHUBBLESITE

「ハッブル宇宙望遠鏡」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

所属 NASA, ESA
波長域 可視光、紫外、近赤外
軌道高度 600 km
軌道周期 97分
打ち上げ日 1990年4月24日
落下時期 2010年頃(軌道修正をしない場合)
質量 11,000 kg
Web サイト http://hubble.nasa.gov/
光学系
形式 反射式
口径 2.4 m
集光面積 約 4.3 m2
有効焦点距離 57.6m (189 ft)
観測装置
NICMOS 赤外線カメラ(窒素冷媒がなくなり一時停止したが2002年に冷却機が付けられ観測を再開)
ACS 探査用高性能カメラ
WFPC2 広域・惑星カメラ
STIS 画像分光器(故障中)
ハッブル宇宙望遠鏡
(-うちゅうぼうえんきょう、Hubble Space Telescope、HST)
とは地上約600km上空の軌道上を周回する宇宙望遠鏡である

長さ13.1メートル
重さ11トンの筒型で
内側に反射望遠鏡を収めている

主鏡の直径2.4メートルのいわば宇宙の天文台である

大気や天候による影響を受けないため
地上からでは困難な高い精度での天体観測が可能

名称は宇宙の膨張を発見した天文学者エドウィン・ハッブルに因んで命名された

指定温度の時にのみ矯正力を発揮する痛くない矯正歯科ワイヤー
(矯正用アーチワイヤーL&H TITANはトミーインターナショナルの登録商標です)

矯正歯科装置としては
アメリカ・ユニテック社が
世界ではじめて販売を始めました

発売前の会議では
重役の前に
お湯のはってある器が用意され
横にはまっすぐなワイヤーが添えてあったそうです

指示通りに
ワイヤーをお湯に浸すと
自動的に曲がり始め
UNITEKの形になったそうです

同社の業界紙AJOに掲載された宣伝は
宇宙服に身を包んだ人が
月面(間違いなくセット)で
手に持ったナイティノ−ル
矯正歯科用ア−チワイヤ−の
箱を鷲掴みにして
前に差し出していて

"One small step for NASA,
one giant step for Orthodontics"
でした

現在ではさらに発展を続け
マルテンサイト ワイヤー
=martensitic wire
とよばれる
形状記憶機能と
超弾性をしめす矯正歯科用ワイヤー
=Heat Activated Titanium Wire は
35° 27°など指定温度の時にのみ
活性を発揮できるものまで
発売されています

これらの矯正ワイヤーは
スプレーで
氷点に冷却することで
さらに柔らかくなり
痛くなく
容易に歯に付けた矯正用ブラケットに
エンゲージしやすくなります

もし調整後に歯が痛む時には
指定温度以外の
水を口に含んでおけば
歯には少しも矯正力は加わりません

逆に早く治そうとおもったら
不思議の国のきちがい帽子屋みたいに
35°の水の入ったカップを
いくつも並べておいて
次から次へと
口をゆすいでゆけば
歯は動き続ける事でしょうが
これは冗談です(笑)
  
鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正では
少しでも快適で楽しい矯正歯科
これからもめざしてまいります
Posted by dendroboim at 12:16:34 | from category: 歯の意識革命 | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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