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「矯正歯科コラボレーション治療・海外編4)」

矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正の blog
カマクラデントフェイシャルオ−ソピディクス山本歯科・矯正
院長 : 矯正歯科医 : 山本一宏の ブログ 139）

TMさんは
ブレースを入れたまま
EnglandのHertfordshire
から帰国されました



イギリスでは
下顎遠心咬合＝
下アゴが通常より後ろにある不正咬合を
twin block appliance
といって
上下一対の
取り外しのきく装置が
誘導面によって
下アゴがスライドして
前方に位置づけられる
整形装置を使って　
抑制矯正を行っていました

帰朝後は
当院で
エッジワイズ装置を使って
2年4ヶ月間に亘って
包括的な
矯正動的継続治療を行いました

その結果
すばらしい
歯ならびと
かみ合わせになりました

強すぎるほっぺの力によって
ｖ字型に変形した歯列は
理想的なovoid=卵形になり
混合歯列期には
ムシ歯も多く
崩壊した歯冠も見受けられたにも拘らず
永久歯列になってからは
衛生指導も効奏し
DMF=0
つまり
ムシ歯も無い歯も詰めた歯も
１本もありません

かみ合わせ面に白く見えるのは
フィッシャーシーラント